ニュースレター

レーシック(出会い)
(2007年6月号 VOL.71)

 皆さんレーシックって、ご存知ですか?
角膜の形状に変化を加えて、焦点が網膜で結合するようにレーザーを照射して屈折率を調整し、視力を  回復させる手術です。

 先日、業者間の会合に出席した時のことですが、たまたま同席された業者の方から、レーシックを受け たという話題が出ました。
その時同席されていた方のほとんどが近眼で、眼鏡を着用されている方ばかりということもあり、またちょ うどレーシックを受けようと前々から考えられていた方もいらしたこともあって、その場はレーシックの話題 で大変盛り上がりました。
 私はそれまでレーシックのの字も知りませんでしたので、当初それほど興味もなく体験談をお聞き し ておりましたが、終わる頃には『自分もやってみようかな?どうしよう?』などと少し考えるまでになっており ました。
でも何でもそうですが、『やろうかな?』『買おうかな?』など、思い立ったときに突き進まないと、結局その まま何もせずに終わってしまうことが多いですよね。
今回もご多分に漏れずそうなるはずでした。(笑)
 
 ところが会合から2週間ほどたったころ、そのとき同席されていた親しい業者さんより「ちょっと後ほどお 伺いしますので!」との連絡が入りました。
「なんの用事だろう?」と一瞬思いましたが、すぐに「やったんだ!」と気づきました。
予想は的中し、

裸眼で失礼しま〜ス!(笑)」
そう言って、ニコニコしながらお店に入ってきた裸眼の彼が、いつにもまして大きく見えました。
とっさに『やられた!』と思いました。
いったい何がやられたのかわかりません。遅れを取ったと感じたのでしょうか?心の中でまずそう感じまし た。
こうなると気になるのが体験談。
 先日は予備知識も無く、面識のあまりない方の体験談ということもあり、少し猜疑心を持ちながら聞いて いた私でしたが、今回は親しい方の体験談とあってストレートに耳に入ってきました。
不思議ですよね。前回は心の中で『本当?』『大丈夫なの?』なんて少し否定的だった思いが、知り合いの 体験談となると『なるほど!』『それで!?』『やるか』に変わるのですから。
結局、体験談を聞き終わった私はその後すぐにレーシックの予約を しておりました。(笑)
まだ申し込んだだけというのに、最近では裸眼の自分の姿を鏡に映すことが多くなった、やる気満々の私 です。やるぞ〜! 
でもちょっと怖いぞ〜(笑)
 
 さて、勝手にレーシックを申し込んだ訳ですが、愛妻家の私としては家内の了解を得なくては気が済み ません。
決して家内が怖いわけではないのです。(笑)
さて、どう切り出すか?強気に「視力回復の手術を受けることにしたぞ!」と言うべきか、それとも「視力回 復手術を受けたいのだけど・・・いい?」と下手に出るべきか?
亭主関白であろうはずの私は、
「レーシックって知ってる?」と まぁ中途半端な切り出し方で始まりました。(笑)
家内からは思わぬ返答が・・・
「観た事ない」
どうやら映画の「シュレック」の類(たぐい)と勘違いしたようです。ヤレヤレ
2週間前まで自分自身も同じ状況だったのですから当然なのですが。
家内を驚かせないよう「安心」「簡単」などの言葉を盛り込みながらレーシックがどういったものか、裸眼の 生活の快適さがどれだけすばらしいかを説明しました。
説明を受けた家内からの返事は 「その歳になってする必要がないのじゃない。」でした。ガクッ。
この答えの解釈として、
私の体を心配して『そんなリスクを背負わないで。』なのか?
それとも『もう良い歳なんだから 今更必要ないでしょ。(T_T)』なのか?
も・も・もちろん前者なのでしょうけどネ!きっと・・・
(大)

2007/06


 
   
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