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お返事 ご返事
(2007年5月号 VOL.70)

 先日、取引先の方との会話の中で「お返事ください」という言い回しに少し 違和感を覚えました。
というのも私自身は「ご返事ください」と使っているからです。
「お」と「ご」ってどっちをつけるのが正しいのでしょう?
考えているうちにどちらも正しく聞こえてくるから不思議です。調べてみます

「ご(御)返事」、「お返事」はどちらが正しいでしょうか。
「ご」は続く単語が音読みの場合に、「お」は訓読みのときに付けます。「返事」は音読みなので「ご」が付き ます。次の単語が漢字の場合は漢字の「御」を付けますが、最近は簡易な表現にする傾向があり、「ご返 事」が一般的です。一方、「見積もり」は訓読みなので、「お見積もり」と書きます。

では「聞かせていただく」の「いただく」は、漢字でしょうか、ひらがなでしょうか。正解はひらがなです。その 言葉が文章の中で「主役」か「脇役」かがポイントです。主語と述語を構成する名詞や動詞は主役なので 漢字、それ以外の補助的な動詞や副詞、接続詞は脇役なのでひらがなにします。「お伝えください」の「く ださい」も、補助動詞なのでひらがなです。

他にも、数字は洋数字が原則です。「1日」、「2億」のように使いますが、「四半期」のような慣用語句は漢 字にしましょう。

以上のように出ておりました。(笑)

へぇ〜って感じですね。私は今まで「いただく」は、わざわざ「頂く」に変換していましたが、そのままで良か ったのですね。
(大)
2007/05

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