ニュースレター

英語力
(2010年6月号 VOL.107)

成田に会社があるからでしょうか、外国のお客様もよくお見えになります。住宅をお探しにしても、アパート をお探しにしても、来られる方は片言でも日本語を喋られるか、通訳の友達を連れて来られますので、英 語をまったく話せない私でも何とかなります。
しかし、たまに道を尋ねに来られる方は日本語を喋れない方が多いのです。そんな時は大変です。「え〜 と、ロード、レフト、う〜、ネクスト、ライト、それから、え〜〜まっすぐ、ほんで左・・・。」と、知ってる単語を 並べたあと日本語になりそして最後は関西弁になってしまいます。汗
以前に、堪りかねたお客様が「私が説明しましょうか?」と変わって下さったことがありました。
ペラペラ喋れる方が羨ましいですね。
英語と言えば、私の初めての海外旅行はハワイでした。
もう30年近く前になります。
初めての海外。初めての飛行機。
淡路島育ちの根っからの田舎もんですですから、もう嬉しくって、嬉しくって。
搭乗口から、もうはしゃぎぱなっしでした。
あれはなんだろう?
これはなんだろう?
キョロ、キョロ
全てが物珍しいのです。
シートに座ってもキョロキョロ。
手元には、いろいろなスイッチもあります。
うかれぱっなしですから、手当たり次第に押しました。
「ほう、これがリクライニングか。」
「わぁ〜、ヘッドホーンから音楽が流れてきた。」
「おっ、落語も流れてきた。」
「あれ?この女の人のマークのスイッチはなんだろう?」
このスイッチだけは、押しても全然反応しません。
おっかしいなぁ。
何度も、カチカチ押してましたら、
綺麗なキャビンアテンダント(当時はスチワーデスでした。)の方が来て
「お客様、お呼びでしょうか?」
「・・・」
顔から火がでそうでした。

(南)
2010.06

関連/
   
 ●